事業概要

KGK 共同技研化学とは

MULTI-FUNCTIONAL TECHNOLOGY COMPANY

私たちは、「多機能膜」を開発、製造、販売している会社です

 材料設計から合成、微分散、成膜、特殊ラミネート、表面改質処理、多孔処理などを一貫して対応しています。生み出す機能は、粘着性、接着性、光透過性、電磁波シールド、熱伝導性、電気伝導性、電気絶縁性、制振性、熱可塑性、熱硬化性など多様で、これらを複合化し多機能化させています。

多機能膜

化学技術が持つ無限の可能性で、社会に貢献します

 企業には核となる技術があります。KGKの場合には、プラスチック、エラストマーという仕事に携わっています。プラスチックやエラストマーというのは広い意味では樹脂です。樹脂の中には合成と合成でない天然樹脂があり、植物由来のロジンやゴムがあり、鉱物ではアスファルトなどがあります。合成樹脂は原油から蒸留して得られるナフサを原料として製造され、そうした高分子化合物(ポリマー)からなる物質を指します。合成樹脂の中でも汎用プラスチック、エンジニアリングプラスチック、スーパーエンジニアリングプラスチックといったようなものあり、例えば、代表的な汎用プラスチックのポリエチレンは炭素2個のエチレンを多数つないだ重合体であり、この場合のエチレンは「モノマー」と呼ばれ、ポリエチレンは「ポリマー」と呼ばれます。「モノ」はひとつ、「ポリ」はたくさんを意味する言葉であり、モノマーを繋げていく反応を重合・合成反応と呼びます。

 モノマーやポリマーできた高分子化合物を混ぜて熱や光で固める仕事がいわゆるファインケミカルのベーシックな仕事です。

 石油由来の高分子化合物には様々なものがあり、その中の特定のものを合成し、材料に使う、高分子化合物同士をいろいろなものと混ぜることもやります。つまり高分子化合物(ポリマー)の重合・合成というものがKGKの研究の基です。

 ポリマーがもっている物性を研究して、建材や電子工業への応用や一般産業機械への応用などいろいろなことをやってきています。

画像

私たちは「先行技術」を大切にしている会社です

 経営理念に「真を尊び、新たな挑戦」とあるように、私たちは「先行技術」に愚直に徹底して挑戦し、そのような研究開発を通じて真理を探究し、変化への真摯な対応と未来を信じる心を大切にしている会社です。難しい挑戦に対して、真理を尊び、その目標の成就を信じつづければ、成功するにしても失敗するにしても失敗するまでは心安らかにいられます。

私たちの社会貢献とは、今までの概念をくつがえして、
徹底的にチャレンジしていくという姿勢です

 私たちは人生や社会の変化への対応に失敗すれば不満を感じ、変化への対応に成功すれば今度は今の地位を失うことに不安を覚えます。すべての事は常に移ろいやすく、このような変化に対する食欲や物欲に代表される自分への執着が苦しみを生みます。

 「真を尊ぶ」とは人生は自分の思う通りいかず苦しいものという真理を仕事の中での奉仕活動の経験を通して理解することです。それは現在の境遇がどんなものであろうと過去から受け継いだものをよりよいかたちで未来に伝える自分の運命を信じ、一喜一憂することのない心の状態こそが人生の幸福の境地と考えています。

 当社は事業を通して、こうした従業員の幸福と社会貢献のために公共の安全、健康、福祉のために快適な社会を構築することを意義としていきます。
 
従業員の幸福とは、人生生活において、見栄を張らず、積極的に働いて、消極的に節約辛抱するという職業精励における、一生涯、絶えざる精神向上の努力奮闘であり、これを生活習慣の中に十分染み込ませ、結果として、経済的な自立を強固にしていくことです。
 
 私たちの社会貢献とは、社是や経営理念を通じた顧客第一主義であり、当社の技術とサービスで、顧客が望まれるような納期、品質、価格、新製品開発等のすべてにわたって、今までの概念をくつがえして、徹底的にチャレンジしていくという姿勢です。


主な事業領域

技術の挑戦

-Our technology Domain-

 私どもは、石油化学工業における有機化学工業分野での事業を展開しております。
この事業領域において、化成品の原料となる原油・ナフサ・ガスを蒸留等の工程によって、エチレンやプロピレン等の基礎化学品を抽出し、その基礎化学品を重合・混練によって、有機化学品を合成します。
 その有機化学品を更に重合・混練・コンバーティング・加工することによって、私たちに身近な医薬品・化粧品・粘着テープ・プラスチック等の製品として、一般消費者等の手元に届きます。
 当社は、将来にわたって、共同技研化学の主な事業領域における最先端材料の高付加価値加工技術をベースに高度な機能を持つ高分子材料の創製をすることによって、顧客第一主義の観点から事業を広げていきたいと考えております。

画像

世界に通用する製品を開発し、グローバル企業に

共同開発・業務提携

製品についてのお問合わせ・共同開発・業務提携についてはこちらへご連絡をお願いします。

PAGETOP